オリーブの大敵アナアキゾウムシ

オリーブにとっていちばんの大敵!それは・・・

4月から11月までに現れることが多いオリーブアナアキゾウムシです。

オリーブアナアキゾウムシとは幹が2センチ以上に成長したオリーブにつく虫。

成虫になるとまさにゾウの鼻のような長い口がついているのが特徴です。 

一度ついてしまったオリーブアナアキゾウムシは厄介なことに

2、3日に1、2回ずつ樹皮の中に卵を産み付ける → 2か月後にふ化する

これを繰り返すために、放っておくとどんどん増殖していきます。

樹皮の中でふ化した幼虫は、オリーブの幹の内側をぐるぐると食い尽くしていくので

養分や水分が枝葉まで行きわたらず、葉が黄色くなったり、葉が落ちてしまったり、

そして次第に枯れてしまいます。

↑オリーブアナアキゾウムシの成虫


ではどのようにして異変に気付いてあげられるのでしょうか?

オリーブアナアキゾウムシに食害されたオリーブの木は

その株元に、オガクズ状の木くずがぼろぼろと落ちています。

そして健康な時にはなめらかなオリーブの木肌が荒れた状態になっています。

こんな異変があればいっこくも早く対策が必要です。


対策その1

オリーブアナアキゾウムシの成虫は体長1.5センチ。

株元近くや、幹と枝の分岐したところにいることが多いので見つけたら殺虫します。

対策その2

オガクズ状の木くずがあった場合には、ぼこぼこと荒れた部分をドライバーなどで

ほじって、かきだし、幼虫や成虫を見つけて殺虫します。


この他にスミチオン乳剤などの薬剤を散布する方法もありますが

いつもオリーブの成長を気にかけて見ていればこのような異変には気づくはずです。


そしてもしオリーブアナアキゾウムシの被害にあったとしても

萌芽力の強いオリーブは切ったところからまた元気に芽吹いてくれますよ。





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